医療法人社団やまと やまと診療所登米 在宅診療専門

〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼南元丁72番地

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ご挨拶

MESSAGE

院長からのご挨拶

住み慣れた登米で最期まで良く生きたい!を支えたい!!

2023年8月に前職の田上(たのうえ)佑輔理事長から登米診療所の院長を引き継ぎました、田上(たがみ)恵太と申します。「理事長とは兄弟ですか?」とよく聞かれますが、苗字の読み方が違うように血縁関係はありません。しかし兄弟のように信頼し合い、やまと在宅診療所の理念である「地域と向き合う医療」「地方であっても創意工夫をもって医療を支える」ことに私も深く共感しています。

私の前職は、東北大学や国立がん研究センターなどで緩和ケアに従事してきました。緩和ケアは終末期のイメージが強いですが、実際には命や生活を脅かす病や治療による症状を緩和し、希望に沿った生活を送るための支援を行う医療です。登米市には緩和ケアの専門家が不在であったこともあり、2018年からやまと在宅診療所登米で緩和ケアの普及と医療者の技術向上に取り組んできました。今は院長として、創意工夫を凝らし、登米にお住まいの皆さんが最期まで安心して生活できることを支えることができる医療提供体系の構築や、これからの登米の在宅医療を支える後進の育成に励んでいます。

やまと在宅診療所が登米で開設してから10年が経ち、在宅医療への理解が深まってきたことに感謝しております。しかし私たちは基本を忘れることなく、自宅や施設での医療に対する不安を十分に認識し、患者さんやそのご家族、医療・福祉関係者と共に築き上げた10年間の経験をもって、今後も地域の皆さんの健康と生活を支えていきます。そして当院のチームは若いスタッフが多いですが、全員が登米の一員であるという自覚を持ち、最新の在宅医療を提供できるように日々努力を重ねていきます。

もし自宅や施設での生活を脅かすような身体の問題や健康、病気でお困りの際は、やまと在宅診療所にご相談ください。私たちはこれからも、安心して生活が送れるよう全力でサポートいたします。